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木こりのジレンマ

「木こりのジレンマ」


あるところに新しい斧を手に入れた木こりがいた。

新しい斧の切れ味は抜群で、買った翌日、
木こりは1日目に10本の木を切り倒すことができた。

それも短時間で。

今まで考えられないことだった。

2日目、彼は作業時間を延長し、15本の木を切り倒した。

3日目、4日目と彼は日を追うごとに懸命に、
そして遅い時間まで木を切り続けた。

ところが、日が経つごとに、切り倒す木の数がだんだん少なくなってきた。

彼はたくさんの注文をとっているので、夜中まで一生懸命がんばった。

それでも、日ごとに切り倒す木の数は減っていく。

見かねた友達が彼にアドバイスした。


「なぜ、刃を研がないんだ。
刃がぼろぼろになっているのに、研がないから、
木が切り倒せないのは当たり前ではないか。」


彼は答えた。

「俺は、そんなことをしている暇がないくらい、忙しいんだ。
毎日たくさんの木を切らなければいけないんだ。」
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by lootone | 2011-06-27 11:12 | ・ある出来事と言葉