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才能があると思っているやつは最悪だ

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(ネットからの抜粋です↓)


『DIME』No.19(小学館)のインタビュー記事
「DIME KEY PERSON INTERVIEW vol.24・北野武『芸術の危うさ』」より
(取材・文は門間雄介さん)。


北野武は「才能があると思っているやつは最悪だ」という趣旨の言葉を残している。

『アキレスと亀』の主人公・真知寿も、才能があると勘違いしてしまった最悪な男のひとりだ。

では、お笑いでも映画でも頂点を極めた北野武という男は、自分の才能をどのように自覚しているのか。




「才能のあるやつっていうのは、変な言い方をすれば、ランクが上がるごとに自分の才能のなさに
気づくやつのことでさ。

自分で上手いって言うやつはたいてい下手だね。

自分の才能のなさに気がついていないから。

お笑いに関して言うと、おれはいまの若手によく言うんだよ。

おれを尊敬しろ、でもいまのおれはお前らより全然おもしろくないって(笑い)。

現役時代ならおれの芸のほうが数段上だけど、陸上競技でも昔の記録がそのまま残っている
わけじゃないじゃない。

その時代では一番だったけど、いま100mを12秒台で走っても遅いわけで、いまのお前らより下だよって。

そういうふうに理解しないとダメだよね。」




そう言うと、彼はちょっと上を向いて、どこからか取り出した目薬を右目にさした。

お笑いに関して、あの北野武が何かを終えたという自覚を持っている。

そのことになにより強い衝撃を覚える。

しかし、自分を客観視するその技術こそ、彼が言う「才能」なのだ。


http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=60769&pg=20080925
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by lootone | 2011-10-15 12:03 | ・ある出来事と言葉