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パーフェクトベビー願望

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ワイドショーで小学校受験の特集をやっていた。
5歳の子供が「みんな(父、母、先生)のために」と言って、「良い子」になろうと必死に勉強していた。

なんだかすごく悲しくなった・・。

「パーフェクトベビー願望」という言葉を思い出した・・。


(ネットからの抜粋です↓)


「パーフェクトベビー願望」

パーフェクトベビー願望(パーフェクトベビーがんぼう)またはパーフェクトチャイルド願望
(パーフェクトチャイルドがんぼう)とは、身体に障害などがない五体満足で、かつ勉強や
運動も優れている、完全な(Perfect)子ども(baby・child)が欲しい、という親(特に母親)
の願望である。

この願望はどんな親にも多かれ少なかれあるが、とりわけ不妊治療を行ってきた親に多く
みられる傾向かある。

その理由は様々だが、一般には、治療にお金や時間を費やした分、その努力が報われる
見返りとして、何の苦労もなくあっさり妊娠しただけの人より良い子を授かりたいという心理が
働くからである。

時には卵巣異常や前立腺異常など親自身が何らかの異常を抱えているために、劣等感の
代償行為として余計にパーフェクトベビー願望が強くなる。

また、昔は多産な一方で病気や戦死など早世の要素も少なくなく、低学歴で早くから働きに
出ていた子も多かったのに比べ、少子化や進学率の上昇により社会全体が少数精鋭型の
産児・子育て傾向に推移してきた背景も、パーフェクトベビー願望に拍車をかけている。

高齢初産の増加等から「次のチャンス」が期待できないいわゆる「貴重児」も増え、数少ない
チャンスを失敗なく物にしたいという想いが強く現れる。

しかしながら不妊治療、特に体外受精には、費用や時間以外にも双子が生まれやすい
(その結果早産になりやすい)などのリスクもある。

特に双生児については、普通に妊娠した場合に比べ約15倍の確率でなると言われている。

またそれ以上に、そのような願望があるからこそ、生まれてきた子どもがなんらかの障害を
抱えている障害者だった場合、それに失望して親が育児放棄しやすいために問題になる
ケースもある。

もちろんパーフェクトベビー願望は不妊治療を行っていなくても親なら大抵誰もが持っていて、
同時に、生まれてくる子どもが先天的な障害児である確率も一定の確率で存在する。
by lootone | 2011-11-18 11:41 | ・子育て