LOOTONE

lootone.exblog.jp

カテゴリ:・犬の餓死という芸術( 2 )

あなたはどう思う? 「犬の餓死」という芸術

「注意:ネットからの抜粋です↓」






「犬の餓死」という芸術

ある芸術家が餓死寸前の犬を展示して「犬の餓死」という芸術を発表した。
しかもこれはまだ最初の布石に過ぎず、私が表現しようとする
芸術の準備段階だと宣言した。

「犬の餓死」だけでも非人道的なのに、それが準備段階に過ぎないと
宣言したことで、様々な人から非難が集中した。
ネットでは芸術家のブログは炎上し、自宅には反対するグループが
押し寄せ、それらをマスコミが取り上げ更に盛り上がり、収拾が
つかない程に社会問題化した。

それを受けて芸術家は新たなコメントをした。

次の展示に使う犬は保健所で処分される予定の犬を使用することにします。
助けたい人がいらしたらどうぞご自由に。

次の展示が行われる日、展示される美術館では初めて開館前に
行列ができていた。

鉢巻をして襷をかけたいかにも抗議団体ですという集団や、
興味本位で初めて美術館に訪れましたというような一般人、
そしてそれらを面白可笑しく撮ろうする撮影人。

100人以上の人が集まっていたので美術館はいつもより早く開館した。
開館するや否や、皆早足で「犬の餓死」が展示されている前に集まった。
前回と同じように動く元気もないような犬が元気なく伏せっていたが、
そこに立ててあった看板だけは前回と違った。

「助けたい人がいらしたらどうぞご自由に。」

展示の前に集まった皆が静かに周りを伺う。
多くの人が降りる停留所なのに停車ボタンを皆なかなか押さない
バスの空気に似ていた。
そんな中一人の老婦人が静々と手を挙げた。
この犬を引き受けたいのですが。
すると奥から芸術家が現れてわかりましたと犬の縄を看板から解き、
老婦人へと手渡し、また奥へと下がっていった。
縄を受け取った老婦人が屈み「もう大丈夫よ。」と犬の頭を撫でると
自然に拍手が巻き起こった。

しかしそんな中、芸術家は奥から飄々と現れ、また連れてきた犬を
看板に繋いだ。
どういうことだと詰め寄られるが特に気にすることもなく、
今日は10匹連れてきましたから後9匹いますよ、と答えた。
人々は唖然としたが一度できた流れは変わらず、次々と挙手する人が現れた。
自分が引き受ける、いいや自分が引き受けると、我先にと手を挙げた。
芸術家は機械的に受け渡しを9回済まし、その日の展示は終了した。
マスコミはその様子を何度も放映し、国民もその美談に酔いしれた。

芸術家はその後も精力的に展示を行ったが「犬の餓死」が完成することは
なかった。

どこの美術館でも用意した犬は全て貰い手が現れたからだ。
それは数を増やしても変わらなかった。
展示の度に生成され続ける美談が一大ブームを作っていたからだ。
そしていつしかある噂が囁かれていた。
あの芸術家は処分予定の犬達を救うためにこんな展示を
始めたんじゃないだろうかと。

しかしある時、芸術家は突然展示をやめた。
ブームの最中だったから人々は不思議がった。
そしてとある記者が尋ねた。
「噂では処分予定の犬を救うためにこの展示をしていたとのこと
ですが本当でしょうか?」芸術家は答えた。

「いいえ違います。それに、もしそれが目的ならば展示をやめる
なんておかしいでしょ?」もっともな話だった。

「では何のために展示をして、そして何故展示をやめられるの
ですか?」

芸術家は答えた。
「それはこれからわかります。
そして私の準備はこれで終わったので展示をやめます。
どうぞ皆様これから行われる出来事をお楽しみください。」

展示は終わった。

謎めいた発言は一時的に話題にはなったものの、その後も特に
何かが起こるわけでもなかったので、すぐに忘れ去られた。

そして数ヶ月後。
奇妙な現象が起こり始めた。
全国各地の公園などに痩せ衰えた犬が次々と放置され始めたのだ。

「助けたい人がいたらご自由に。」と書かれた言葉と共に。

引き受けたはいいものの、流行と偽善の気持ちから挙手した人が
殆どで、数ヶ月もする頃には飼うことが嫌になっていた。
どうしたものかと考えつく先は皆同じで、それが芸術家と同じような
手段だった。
直接捨てたり保健所に連れて行くよりも心が痛まない。
悪いのは助けることができたのに、助けることなく見ていたやつだと。

かくして「犬の餓死」は完成した。

多くの人の手によって。
[PR]
by lootone | 2015-01-14 13:41 | ・犬の餓死という芸術

ミキサーに金魚を入れて展示するのは虐待か?

c0146783_1772730.jpg


2003年の春。

このミキサーの中に入った金魚は、デンマークの・コリングにある
タラフォルト美術館で行われた展示会に出品されたマルコ・エヴァリスッティと
いうチリ生まれのデンマーク人アーティストの作品だ。

全部で10台並べられたこのミキサー、電源が入っていて、スイッチを入れると
作動する。

当然のことながら、中の金魚は挽き肉なって、中身は「オレンジヨーグルト」に
なってしまう。

しかし、電源が入っている事実は観客には明らかにされず、「お望みならば
スイッチを入れてもかまいません」というメッセージだけが伝えられる。

見る人間の好奇心を刺激し、ついスイッチをいれたくなるように誘惑している。

実際、作品の制作意図を
「人々に良識との戦いをさせたかった」
「見る人を生と死のジレンマに置きたかったんだ」
と説明している。


エヴァリスッティがこの作品を展示するのはこれが始めてではない。
3年程前にも同じくミキサーに入った金魚を出品していた。

この時は2匹の金魚が挽き肉にされてしまったと聞いている。

これに動物愛護運動家は当然のことながら激怒した。
しかし、誰に怒りをぶつければいいのだろうか?

作者か、
ミキサーを作動させたヤツか、
それとも展示を主催した美術館館長を最終責任者とみなすか?

動物愛護運動家たちは、この作品を展示した美術館館長、
ピーター・メイヤーを動物虐待で訴えた。

警察はメイヤーに約3万7千円の罰金を支払うように命じたが、
メイヤーはこれを無視、裁判になった。

コリング裁判所のバッガー裁判長は
「ミキサーに金魚を入れて展示するのは虐待には当たらない」と判断。

メイヤーに「お咎め無し」の判決を下した。
決め手となったのは、動物学者とミキサーの製造元「Moulinex」代表の
「ミキサーの作動させると金魚は、1秒以内に死んでしまいます」
「魚は苦痛を感じる間もなかったはず」という証言。

バッガー裁判長は
「魚の死は瞬時であり、人道的である。よって虐待にはあたらない」
と判定した。



[ネットからの抜粋]
[PR]
by lootone | 2008-02-20 17:08 | ・犬の餓死という芸術